カエル類の多くは、絶滅危惧種に選定されており、生物多様性の指標生物でもあります。そのカエルの分布や環境特性を調べることで生物多様性の保全につなげます。
名古屋市では、名古屋市版レッドリスト2015で絶滅危惧Ⅱ類に評定されており、名古屋市内における本亜種の過去から現在までの分布状況を把握するため市民参加型のアンケート調査を実施しました。
調査結果を基に、アズマヒキガエルの分布の変遷をまとめました。
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ウシガエル(別名:食用ガエル)は、1918年に食用、養殖用としてアメリカ合衆国から持ち込まれた特定外来生物で、かつ重点対策外来種です。ウシガエルはとても貪食で、多くの小動物が捕食されています。現在、名古屋市内で激減しているアズマヒキガエルを食べている可能性があります。名古屋市内において本種の、過去から現在における分布調査を行います。ご協力よろしくお願い致します。